県内公立上位校の入試状況 2024年版

公立上位校の入試状況

2021年(令和3年)より千葉県公立高校入試は前期・後期の2回から1回のみに変わりました
1回の入試で全定員を募集するようになったため、倍率は大きく変わっています
ここに掲載した2020年までのデータは参考程度に利用するのがよいと思います

2021年以降の公立入試では以下の公式で総合得点を計算します
学力検査500点 + 内申135点×K + (調査書の加点) + 学校設定検査の得点 = 総合得点
Kの値は県千葉・県船橋・東葛飾・千葉東・佐倉・小金が0.5、薬園台・市千葉が1です
調査書の加点は最大50点、学校設定検査は10点~100点に設定することになっています
県千葉・県船橋・東葛飾・千葉東・佐倉・小金には調査書の加点はありません
(生徒会長だろうが、県大会で優勝しようが、英検2級持ってようが、1点もプラスされません)

詳しい選抜方法は各公立高校ホームページに「選抜・評価方法」として掲載されています
例年、10月下旬ごろに次の入試の選抜方法に更新されます
掲載ページは学校によって表示が違いますが「入試情報」などのページを見てください
入試状況の最後に各高校の公式ホームページへのリンクをつけています

2020年まで公立高校では、全校で調査書の評定が以下の算式1により修正されました
評定合計値+95-中学校評定合計平均値
中学校評定合計平均値によっては内申点が135点を超える場合もあるため
2020年までのボーダーラインのコーナーの配点は約〇〇点と記述しています

2021年以降は修正はなく調査書に記載される得点がそのまま内申点となります
満点は5段階×9教科×3年=135点です

入試結果に掲載しているVもぎ偏差値は2023年入試向け偏差値です
23年の結果を踏まえて、24年向けは若干変更されている可能性があります
合格基準(B判定)だけでは見えないこともあるのでABCを載せています
(A80%、B60%、C40%の合格ライン)

ボーダーライン(合格最低点)は進学コラムの読者の皆さんから提供された
得点開示情報(千葉県では合格発表後に入試や調査書の得点を開示できます)の
「不合格者の最高得点」と「合格者の最低得点」とから割り出しています
2022年以降はさらに正確な情報を提供するため、かまなびさんのデータも併せて使用しています
(かまなびさん、ありがとうございます)

「○○点~××点」とは○○点と××点の間に合格最低点があると思われるということです

不合格者の最高得点と合格者の最低得点との差が大きい場合は特定は困難ですが
そのまま掲載しています

不合格の情報がなかったものは、合格者の最低得点を「○○点以下」として掲載しています
合格最低点の特定はできませんが、「この得点ならば合格だった」という参考にしてください

ボーダーラインは内申点と学力検査の得点から計算しています
得点開示では第2日の学校設定検査の得点は教えてもらえないので計算に入っていません
(2023年より「思考力を問う問題」は開示されるようになったので計算に入っています)

内申点の目安も掲載していますが、千葉県は全国的に見ても内申比率の低い入試です
目安を超えていても不合格が多数出ていますので参考程度に受け取ってください

「さくらの主観」は千葉県の教育界に30年以上関わってきた私が思うことを書いたものです
客観的な事実とは違っている場合もありえます、あくまでもさくらの主観として見てください
 

>>県立千葉高校

>>県立船橋高校 (普通科)

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>>県立佐倉高校(普通科)

>>県立薬園台高校(普通科)

 

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