県立東葛飾高校

2023年入試結果 (Vもぎ偏差値 A68 B66 C64)

志願者480名 受験者470名 合格者240名 実質倍率1.96倍 (前年 1.82倍)

今年も県船橋を抑えて普通科最高倍率となりました
定員が6クラスと少ないこともありますが、根強い人気がある学校だといえるでしょう
(1学区や2学区に比べて3学区は学校数が少ないので、抜ける先がないともいえますが)
 

一般入試・前期選抜における5年間の志願者数と実質倍率の推移

2019年 432名 2.99倍 この年から定員6クラス
2020年 433名 3.01倍 この年まで前期・後期
2021年 436名 1.77倍 この年から一般入試
2022年 447名 1.82倍
2023年 480名 1.96倍

2019年より付属中からの進学者のため募集定員が2クラス減っています
2014年に医歯薬コースが設置され、2016年には中学校も開校しました
自主自律の校是、県内唯一の私服通学など、公立では珍しく独自のカラーを持つ高校です
説明会や行事などで学校の特徴を十分に理解しておきましょう
 

選抜の方法

2023年入試より学校設定検査が「思考力を問う問題」になっています

学力検査 500点 + 内申 135点×0.5 + 思考力を問う問題 100点 = 667.5点満点

対策しにくい作文から、普通の学力テストである思考力を問う問題になったことは
歓迎した受験生も少なくなかったのではないかと思います (それは倍率にも表れていますね)

内申点が0.5倍になるので、試験に自信があれば挑戦してみる価値はあるでしょう
ただし、共通問題で450点近い高得点を取るには相当な学習量が必要です
能力勝負ではなく、努力勝負であることを認識してコツコツと努力を積み重ねていきましょう

2023年から学校設定検査が「思考力を問う問題」になりました
県作成の国数英3教科まとめて60分、100点満点の試験です
まだ実施2年で、試験のバランスは改善の余地があると思います (実施校もまだ増えそうですし)
過去問は参考程度に取り組んでおけばよいでしょう
(レベルや問題量などは変わるかもしれないということです)
 

過去5年間の入試でのボーダーライン (かまなびさん+さくら進学クリニック調べ)
2022年以降はかまなびさんのデータも使わせていただいています

2019年は前期・後期とも内申+学力検査 (約635点満点)
20年前期、21・22年は内申×0.5+学力検査 (567.5点満点)
2023年は内申×0.5+学力検査+思考力問題 (667.5点満点)

2019年 前期 558点~563点 後期 551点~562点
2020年 前期 483点~485点 後期 557点以下
2021年 482.5点以下(これは実際の合格最低点にかなり近いと思われます)
2022年 464点~468.5点
2023年 533点

このボーダーラインは読者から提供された得点開示情報から出したものです
この情報が参考になったという方は
次の受験生のために、受験終了後に得点を開示して情報の提供をお願いします
 

内申点の目安 120点前後 (3年間の合計点)
 

>>県立東葛飾高校 公式ホームページ
 

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