県立薬園台高校 (普通科)

2023年入試結果 (Vもぎ偏差値 A65 B63 C60)

志願者409名 受験者406名 合格者280名 実質倍率1.45倍 (前年 1.38倍)

前年より志願者が15名増えて、2017年以来の400名に届きました
1.45倍なら上位校の入試として胸を張ってよいでしょう
 

一般入試・前期選抜における5年間の志願者数と実質倍率の推移

2019年 376名 2.24倍
2020年 342名 2.04倍 この年まで前期後期
2021年 359名 1.26倍 この年から一般入試
2022年 394名 1.38倍
2023年 409名 1.45倍

薬園台は園芸科が1クラスあるため、普通科は7クラス280名の募集です

2018年から続く人気低迷状態からやっと抜け出してきたかな、という感じです
とはいえ、まだまだ安心はできません
この水準を維持できないと、進学校としての存在感を示していくことはできないでしょう
 

選抜の方法

学力検査 500点 + 内申 135点 + 調査書の加点 10点 + 面接 10点 = 655点満点

調査書の「特別活動の記録」「部活動の記録」「特記事項」の記述で最大10点の加点があります

ライバル校の佐倉や同じ2学区の小金が内申を0.5倍に変更し、進学校としてアピールしたのに対し
薬園台は内申そのまま、調査書の加点もそのままで、時代に乗り遅れた感があります
(薬園台は今まで通りのつもりでも、佐倉や小金のために二線級のイメージが強まってしまいました)

面接は2名が4つの項目ごと a(優れている)・b(標準的である)・c(問題がある) の3段階で評価します
a・b・cの配点は公表されていないので、詳しい評価方法は不明です

1グループ10分程度の集団面接ではあまり差がつくとも思えませんが
評価基準が詳しく公開されているので、心配な人は事前に練習をしておくとよいでしょう
 

過去5年間の入試でのボーダーライン (かまなびさん+さくら進学クリニック調べ)
2022年以降はかまなびさんのデータも使わせていただいています

いずれも内申+学力検査 (約635点満点、2021年以降は635点満点) の得点

2019年 前期 505点~520点  後期 536点以下
2020年 前期 512点以下  後期 513点以下
2021年 515点以下(これは実際の合格最低点に近いと思われます)
2022年 485点(486点で不合格の報告もあり、調査書加点分の差だと思われます)
2023年 479点以下

このボーダーラインは読者から提供された得点開示情報から出したものです
この情報が参考になったという方は
次の受験生のために、受験終了後に得点を開示して情報の提供をお願いします
 

内申点の目安 115点前後 (3年間の合計点)
 

>>県立薬園台高校 公式ホームページ
 

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