県立佐倉高校 (普通科)

2023年入試結果 (Vもぎ偏差値 A67 B64 C62)

志願者395名 受験者395名 合格者280名 実質倍率1.41倍 (前年 1.58倍)

倍率が1.5倍を超えた22年より54名志願者を減らしました
近年倍率を落として入りやすくなっている印象の薬園台に若干流れているのかもしれません
 

一般入試・前期選抜における5年間の志願者数と実質倍率の推移

2019年 490名 2.91倍
2020年 436名 2.60倍 この年まで前期後期
2021年 419名 1.49倍 この年から一般入試
2022年 449名 1.58倍
2023年 395名 1.41倍

2014年に理数科が設置されましたが、普通科の入試に大きな影響は出ていません
ライバルの薬園台が倍率を下げている中で、1.5倍前後の堅実な入試が続いています
地理的に大きく受験生が動く高校ではないので、今後も同じような状況が続くのでしょう

佐倉は1792年創設の佐倉藩学問所を起源とする県内で最古の歴史を持つ伝統校です
中学生に伝統という特徴は理解しにくいですが、年齢とともにその重みを感じることでしょう
 

選抜の方法

学力検査 500点 + 内申 135点×0.5 + 面接 30点 = 597.5点満点

前期・後期の頃は内申点を圧縮していませんでしたが、2021年から0.5倍に変更されました
「佐倉高は県千葉や県船橋と並ぶ進学校なんだぞ!」というアピールなのでしょうか
内申点が0.5倍になるので、試験に自信があれば挑戦してみる価値はあるでしょう

面接は2名が2つの項目ごとに a(優れている) と b(問題がある) の2段階で評価します
(優れている と 問題がある の2択で中間がないのがすごいですが)
相変わらずa・bの配点が公表されないので、詳しい評価方法は不明です
ただ、評価bbは審議の対象になるので、実際にはbはほとんどつかないと思われます

そもそも佐倉高校に、面接で「問題あり」と判断される受験生がいるとは思えません
実際には、面接はほぼ全員にaがつくのではないでしょうか
30点の配点がありますが、どれだけの差がつくのか怪しい気がします
(もちろん私の想像だけで述べていますので、実際のところはわかりません)
 

過去5年間の入試でのボーダーライン (かまなびさん+さくら進学クリニック調べ)
2022年以降はかまなびさんのデータも使わせていただいています

前期・後期とも内申+学力検査 (約635点満点) の得点
2021年以降は内申×0.5+学力検査 (567.5点満点、内申0.5倍のため得点は0.5点刻みです)

2019年 前期 537点~553点  後期 540点~551点
2020年 前期 514点~517点  後期 518点以下
2021年 459.5点~460.5点
2022年 442.5点以下(これは実際の合格最低点に近いと思われます)
2023年 437.5点以下

このボーダーラインは読者から提供された得点開示情報から出したものです
この情報が参考になったという方は
次の受験生のために、受験終了後に得点を開示して情報の提供をお願いします

 

内申点の目安 115点前後 (3年間の合計点)
 

>>県立佐倉高校 公式ホームページ
 

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