第15講 塾に通うことで得られるものと失うもの

前講で上位生が塾で教わるべきものは学習内容よりも訓練の仕方だと書きました

訓練の仕方を教わってくることで家庭学習の効率化を図ることができます
すぐにマスターすべき内容は時間をかけて訓練し
追い追いでよい内容は軽く復習するだけにすれば家庭学習の効率が高まります

上位生が塾に通うことで得られるものは時間効率なのです
 

時間的な負担の大きい部活動をしていると勉強時間の確保が難しくなります
限られた時間の中で効果の出る勉強をしていくためには時間効率を高める必要があります

まだ部活をやっている中3前半は先取り学習の時期です
先取り学習は新しい内容を理解しなければいけないので
1人でやるより、教えてもらったほうが何倍も時間を短縮できます
 

運動部や吹奏楽部など時間的な負担の大きい部活動をしている生徒ほど
塾に通うことで学習効果を上げることができます
 

逆に塾に通うことで失うものもあります
それは、自分で考えて勉強を進められる能力です
 

塾に通うということは、塾のやり方に従うということです
塾で指示された勉強をこなしていけば、上位校に合格できる実力がつくでしょう
しかし、それで高校に進学して大丈夫なのでしょうか
 

公立上位校に入学したらレベルの高い勉強が待っています
多くの教科で予習・復習が必須であり、自分で考えて勉強を進められる力が求められます
受験勉強を塾の指示通りこなしてきた人は、高校の勉強に苦労するでしょう

何もかも塾まかせの勉強では錆びつく能力もあると知っておいてください
 

部活動をしていない、または、時間的な負担の小さい部活動をしている生徒なら
必ずしも塾に通う必要はありません

時間効率を求める必要がないなら、受験勉強は1人でも十分可能です
自分1人で受験勉強を進めることで得られるものはとても大きいものです
 

もちろん、塾に通っていても
中学校の定期試験対策を自分で計画してやったり
家庭での受験勉強のやり方を自分なりに工夫してみるなど
自分で考えて勉強を進められる能力を高める方法はたくさんあります

そういう工夫を考えることも、自分で考えて勉強する訓練になるでしょう


塾に通うことはメリットもデメリットもあります
みんなが行くから自分も行くではなく
自分に塾は必要なのかよく考えて、必要ならば迷うことなく塾を活用しましょう

 

第16講 塾は得意分野を見極めて選ぼう に進む
 

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