県立佐倉高校 (普通科)

県立佐倉高校 (普通科) 募集定員280名 (7クラス)

普通科7クラス、理数科1クラスの1学年8クラス
Vもぎ偏差値の目安 A-66 B-64 C-61
K=0.5 学校設定検査=面接(30点)
学力検査500点+内申67.5点+面接30点=597.5点満点 で選抜
 

2024年入試結果

志願者435名  受験者433名  合格者280名  実質倍率1.55倍 (前年 1.41倍)

昨年は志願者数で薬園台に抜かれましたが、今年は抜き返して1.5倍を超えています
この2校はライバルとして切磋琢磨を続けて欲しいものです
 

一般入試・前期選抜における5年間の志願者数と実質倍率の推移

2020年 436名 2.60倍 この年まで前期後期
2021年 419名 1.49倍 この年から一般入試
2022年 449名 1.58倍
2023年 395名 1.41倍
2024年 435名 1.55倍

2014年に理数科が設置されましたが、普通科の入試に大きな影響は出ていません
ライバルの薬園台が人気低迷を続けている中で、1.5倍前後の堅実な入試が続いています
周囲にレベルの近い学校が少ないため、今後も同じような状況が続くでしょう

佐倉は1792年創設の佐倉藩学問所を起源とする県内で最古の歴史を持つ伝統校です
中学生に伝統という特徴は理解しにくいですが、年齢とともにその重みを感じることでしょう
 

選抜の方法

学力検査 500点
調査書 内申135点×0.5=67.5点 特記事項などの記述による加点なし
学校設定検査 面接 30点
合計 597.5点満点

前期・後期の頃は内申点を圧縮していませんでしたが、2021年から0.5倍に変更されました
「佐倉高は県千葉や県船橋と並ぶ進学校なんだぞ!」というアピールなのでしょうか
内申点が0.5倍になるので、試験に自信があれば挑戦してみる価値はあるでしょう

面接は2名が2つの項目ごとに a(優れている) と b(問題がある) の2段階で評価します
(優れている と 問題がある の2択で中間がないのがすごいですが)
相変わらずa・bの配点が公表されないので、詳しい評価方法は不明です
ただ、評価bbは審議の対象になるので、実際にはbはほとんどつかないと思われます

そもそも佐倉高校に、面接で「問題あり」と判断される受験生がいるとは思えません
実際には、面接はほぼ全員にaがつくのではないでしょうか
30点の配点がありますが、どれだけの差がつくのか怪しい気がします
(もちろん私の想像だけで述べていますので、実際のところはわかりません)

 

>>県立佐倉高校 公式ホームページ
 

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