県立船橋高校 (普通科)
県船橋の情報は、私のブログ「県立船橋高校への道」にも詳しく書いています
県立船橋高校 (普通科) 募集定員320名 (8クラス)
普通科8クラス、理数科1クラスの1学年9クラス
Vもぎ偏差値の目安 A-69 B-67 C-65
K=0.5 学校設定検査=作文(10点)
学力検査500点+内申67.5点+作文10点=577.5点満点 で選抜
2025年入試結果
志願者587名 受験者551名 合格者320名 実質倍率1.72倍 (前年倍率1.91倍)
前年の高倍率で少し敬遠されたのか志願者数は500人台に戻り、普通科最高倍率は東葛飾に譲りました
5年間の志願者数と実質倍率の推移
2021年 563名 1.71倍 (1クラス定員増) この年から一般入試
2022年 587名 1.77倍 (1クラス定員増)
2023年 569名 1.74倍 (1クラス定員増)
2024年 641名 1.91倍 (1クラス定員増)
2025年 587名 1.72倍 (1クラス定員増)
県船橋・普通科は12年連続の1クラス定員増です
定員は倍率に直結するので、2026年も継続するのか気になるところです
※8月20日に県教委から募集定員の発表があり、2026年も1クラス増・8クラスの募集になります
2024年は入試が1回になって初めて志願者が600名を超えました
2025年はその反動か再び600名を割り込んでいますが、それでも普通科2位の高倍率です
大学実績はますます好調なので、人気が衰える要素は全く見出せません
選抜の方法
学力検査 500点
調査書 内申135点×0.5=67.5点 特記事項などの記述による加点なし
学校設定検査 作文 10点
合計 577.5点満点
内申点が0.5倍になるので、試験に自信があれば挑戦してみる価値はあるでしょう
ただし、共通問題で400点を超える高得点を取るには相当な学習量が必要です
能力勝負ではなく、努力勝負であることを認識してコツコツと努力を積み重ねていきましょう
学校設定検査は作文で、配点は10点です
字数と内容で評価基準を「満たしている」と「満たしていない」の2段階しかありません
満たしている以上の評価はないので、どんなに素晴らしい作文を書いてもプラスにはなりません
決して「作文の試験があるなら練習しておかないと」などと考えないように
そんなヒマがあるなら、学力検査で1問でも多く正解できるよう受験勉強を頑張りましょう
また、評価者2名とも「満たしていない」になると審議の対象になるため
内容については、あまり「満たしていない」にはならないと思ってよいでしょう
(字数が不足していたらどうしようもありませんが)
実際には、ほとんどの受験生が10点もらっているのではないでしょうか
学校設定検査で気になるのは「思考力を問う問題」の導入ですが
7月9日に県から発表があり、2026年も学校設定検査は作文のままです
さくらの主観
県船橋は今でこそ東大も狙える進学校になりましたが、ほんの10年ほど前までは別物の高校でした
12年前の進学コラム 316.県立船橋高校の進路実績 には2011年~2013年の大学合格実績が掲載されています
国立の難関大学である東京大・一橋大・東京工業大(現 東京科学大)の2011年~2013年の合格者数は以下のようです
2011年 東大 3 一橋大 6 東工大 9 合計18名
2012年 東大 4 一橋大13 東工大 4 合計21名
2013年 東大 9 一橋大 5 東工大 5 合計19名
ほとんど一桁で、これで県を代表する進学校と言えるのか、という寂しい合格実績です
ところが、ここ3年(2023~2025年)の合格者数を見ると
2023年 東大11 一橋大27 東工大16 合計54名
2024年 東大21 一橋大20 東工大21 合計62名
2025年 東大13 一橋大19 東科大24 合計56名
2024年には東大合格者が20名を超え、一橋大・東工大(東科大)も全国上位に入る合格者数です
県船橋は市川と並んでめざましい実力アップを成し遂げた高校といえるでしょう
ところで、なぜ県船橋はこれほどまでに実力アップしたのでしょうか
県船橋は学区トップ校なので受験者層は毎年ほとんど変わりません、入学者のレベルが上がったとは考えにくいでしょう
ということは、入学後の学習指導・進路指導の結果ということなのでしょうか
ただ、市川のような私立高校なら大学受験を意識した授業に変えていくとか、受験指導に有利なクラス編成をするとか、できることがいろいろあるでしょう
しかし県船橋は公立高校です、先生は公務員なのでなかなか今までのやり方を変えてはくれません
校長が「やれ」と言っても、「はいそうですか」と授業内容を変えてくれはしないのです(校長先生に雇われているわけではありませんから)
しかも、定期的に人事異動があるので、受験指導の中心的存在だった先生が数年で異動してしまったりするのです
公立学校では、言葉で言うほど学校を変えることは簡単ではないはずです
県内最初の旧制中学である県千葉や、初めから県立で創設された東葛飾と違い、県船橋は私立学校として創設されています
その後、市立を経て、ほどなく県立に移管され、現在の県立船橋高校となっています
その歴史のせいか、県からは県千葉や東葛飾より1段格下に見られているような印象があり、県の意向が通りやすい(言うことを聞かされている)高校という感じがします(あくまでも私の主観です)
県の意向が通るので、独自色の強い県千葉や東葛飾に比べて普通の高校っぽさが目立ちます
(最近の子は目立つより普通さを好む傾向にあるので、今の中学生には受けのよい学校かもしれません)
大学受験に積極的で、県の意向を聞いてくれる先生を県船橋に集めて、県主導で大学合格実績の向上を目指せば結果を出せるのではないか
言うことを聞いてくれない県千葉にテコ入れするくらいなら、県船橋に注力した方が結果を出せるのではないか
そんな意志が県にあったのかもしれません(あくまでも私の想像です)
まあ、実際に結果が出ているのですから、これを主導した人が県教委にいるとしたら優秀な方だと思います(県にいるなんてもったいない人材です)
県が主導して大学実績が上がるなら、うちもお願いしたいと考える高校があってもおかしくないでしょう
第2第3の県船橋はもうどこかで生まれかかっているかもしれません(あくまで私の主観ですって)