第5講 上位校合格に最も必要なものは「学習習慣」
公立上位校に合格するためには高得点が必要です
そして、高得点を取るためには相当な勉強量が必要です
勉強することなくして合格はありえません
しかし、勉強は楽しいものではありません
受験生というだけで「バリバリ勉強しちゃう」なんてことには決してなりません
いくら受験生だって楽しくないことはやりたくないのです
楽しくない勉強に自分から向かうためには「習慣づけ」が必要です
食事したら歯を磨くように
外から帰ったら手を洗ってうがいするように
寝る前にお風呂に入るように
時間が来たら勉強する習慣を身につけましょう
習慣づけには強制力が必要です
楽しくない勉強の習慣をつけるのですから、最初は苦痛をともないます
苦しくなってやめてしまわないように、家族の力を借りましょう
まだ反抗期が来ていなければ、親に強制的に勉強させられるのが1番です
親御さんの中には強制的に勉強させることに罪悪感を感じる人もいると思います
しかし、歯磨きの習慣も、手洗いの習慣も、最初は強制から始まるはずです
勉強だけが特別ではないのです
習慣づけをするためには、最初は15分や20分でかまいません
毎日、決めた時間になったら勉強するようにしましょう
(すでにある程度の習慣があるのなら、もっと長い時間から始めてOKです)
慣れてきたら、少しずつ時間を増やしていきましょう
毎日1時間の勉強に苦痛を感じなくなったら
必要に応じて2時間でも3時間でも増やしていけるでしょう
中3になるまでに学習習慣がつけば
もう半分合格したようなものです