Q3 公立高校の入試制度について知りたい

千葉県の公立高校では前期と後期の2回に分けて入試を行っていましたが
2021年から1回のみに変更されました

2023年は2月21・22日に試験が行われます
1日目は国語・数学・英語の学力検査、2日目は理科社会の学力検査と学校設定検査を行います
学校設定検査の内容は高校ごとに異なりますが上位校では作文や面接が多くなっています
県千葉では2022年から英数国の思考力を問う問題(60分、100点)を実施しています
他の上位校も追随する可能性があるので例年7月ごろの発表には注意していましょう
 

選抜方法は
学力検査の得点+調査書の得点×K(+調査書の加点)+学校設定検査の得点 の合計で選抜されます
具体的な選抜・評価方法は各高校ホームページに掲載されています
(現在掲載されているのは前年のものです、例年10月ごろに更新されます)

上位校の例を挙げてみると
県千葉 学力検査500+調査書135×0.5+思考力を問う問題100点=667.5点満点
県船橋 学力検査500+調査書135×0.5+作文10=577.5点満点
東葛飾 学力検査500点+内申135点×0.5+作文48点=615.5点満点
千葉東 学力検査500+調査書135×0.5+作文10=577.5点満点
佐倉  学力検査500+調査書135×0.5+面接30=597.5点満点
薬園台 学力検査500+調査書135+加点10+面接10=655点満点
市千葉 学力検査500+調査書135+加点15+小論文10=660点満点
小金  学力検査500+調査書135×0.5+作文10=577.5点満点

薬園台と市千葉では生徒会活動・部活動・特別活動・検定などで加点があります
(逆に言えば、他の6校は生徒会長でも英検2級でも加点はないということです)

2018年入試から配点が明確に表示されるようになっています
志望校のものは必ず見ておきましょう
 

Q4 私立併願校の決め方を知りたい

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