質問8「県立船橋高校での英検2級優遇について」(2016.12.17)

【ケンフナ志望さんからの質問】

英検2級以上持っていると県立船橋高校で優遇されるそうです
自分は準2しか持っていませんが、優遇とは何点ぐらいなのでしょうか?

私は内申がたぶん120~122でVもぎ偏差値は69でB判定です
この条件で県立船橋高校に受かるでしょうか?


【さくらの回答】

質問ありがとうございます

公立高校の合否判定については非公表の部分も多く、本当のことは関係者にしかわかりません
以下は私の経験をもとに、公表されている「選抜・評価方法」を解釈したものです
事実と異なる点があっても責任は負えませんので、参考程度に読んでください
 

県船橋のホームページに掲載されている「平成29年度 前期選抜の選抜・評価方法」には
「(2) 調査書」の「オ 特記事項」に
「英検2級以上等の記述について評価する」と書かれています(後期も同じ記述です)
ここから、県船橋では英検2級以上を持っていると優遇されることがわかります

しかし、「(2) 調査書」には以下のようにも書かれています
「アの数値を調査書の得点とし、イ~カについては総合的な判定の資料とする」
アは「教科の学習の記録」(つまり内申点)ですから
調査書は内申点を点数化し、それ以外は点数化はせず資料とするということです

県船橋では前期・後期とも、学力検査と調査書の総合点の高い者から順に合格になります
点数化されない資料は原則として合否には関わらないことになります
つまり、英検2級を持っていても合否判定でほとんど有利にならないのです
 

では、「総合的な判定の資料とする」には意味がないのかといえば
ごくまれに意味を持つことがあります
それはボーダーラインに同点で複数の受験生が並んだ場合です

前期選抜では定員を超えて合格を出すことはできないことになっていますから
ボーダーに同点で並んだ場合は総合的な判定の資料が重要な意味を持ちます

県船橋の普通科なら前期は192名までしか合格を出せません
総合点順位192位の生徒が2名いた場合は、1人が合格、もう1人は不合格になります
そういう場合は英検2級を持っていると有利になるわけです

しかし、その資料には英検だけでなく部活動の実績や面接の評価も含まれます
苦労して取った英検2級でも、わずか20分間の面接評価に負けてしまうかもしれません

そもそも、ボーダーに並ぶ可能性は限りなくゼロに近い確率です
そんなもののために苦労して英検2級を取るのなら、受験勉強を頑張った方がよいでしょう
ボーダーより1点でも多く得点していれば文句なしに合格なのですから
 

また、後期選抜では定員より多く合格者を出してもよいので(実際、多めに出すのがふつうです)
ボーダーで並んでも、総合的な判定の資料によって合否が分かれることはありません
ボーダーに並んだ場合はふつう全員合格になります

公立上位校入試は学力勝負です
検定や部活動ではなく、受験勉強を頑張ることが合格への近道です
 

ケンフナ志望さんが県船橋に受かるかどうかは、私には判断できません
Vもぎの判定がBということですから、60%以上は受かる確率なのでしょう
模擬試験が与えてくれるものは確率のみです
それ以上でも、それ以下でもありません、本当の結果は神のみぞ知るです

合格目指して、受験勉強頑張ってください

 

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