質問6「欠席日数の入試への影響について」(2016.5.25)

 【ムーミンさんからの質問】

公立中学校に通い公立御三家を目指す中学二年生です
病気のため欠席日数が多いです
内申重視の公立高校では不利になってしまうのではないかと不安に思っています

家の経済状況からできれば公立に、大学も国立をと考えているのですが
私立を目指したほうがいいのでしょうか?


【さくらの回答】

質問ありがとうございます

質問の文面からは欠席の多さが成績に影響しているかどうかがわからないのですが
単に欠席が多いというだけなら心配は無用です

公立高校ではどこの高校でも欠席日数に関する規定があります
県船橋・前期では「3学年通算で欠席が30日以上ある場合、審議の対象とする」としています
ただしこれは審議するだけで、調査書に病気など正当な理由が記載されていれば問題ありません

一般論になりますが、県立高校は県民の税金で運営する県民のための学校ですから
入学を希望する者に対して、できるだけ受け入れるよう配慮するはずです
正当な理由のある欠席は何日あっても、総合点が合格ラインに達していれば合格になるでしょう

実際には公立だから私立だからではなく、高校ごとにまちまちの対応だと思います
したがって志望する高校に直接問い合わせてしまうのがよいでしょう
公立・私立を問わず、ほとんどの高校で差し支えない範囲で教えてくれると思います
 

問題は欠席が多いことが学校の成績に影響している場合です

公立高校は前期・後期とも、原則として内申点と学力試験の総合点で合否が決まります
欠席が多いことが原因で内申点が大幅に低ければ、明らかに入試で不利になります

公立御三家では3年間合計で120点以上の内申点を持っている受験生が多いですが
もし自分の内申点がオール3程度(81点)しかなければ、40点ものハンデがあることになります
入試では前期で420~440点の得点が必要なので、40点のハンデはとてつもなく重いです
(2016年公立前期では450点以上の得点をした生徒はほとんどいませんでした)

オール3だと内申を0.5倍にする県船橋でも20点のハンデがあり、440点以上の得点が必要です
440点なら県千葉でも合格できる得点ですから、いっそ県千葉に出願した方がよいことになります
(県千葉の前期では内申点を加味せず、入試の得点だけで合否の判定をしています)

後期選抜ではすべての高校で内申点+学力試験での判定になりますから
内申のハンデ分だけ受験校のレベルを落とさざるを得ないでしょう
 

まずは自分にどの程度のハンデがあるのかを具体的に把握しましょう
ハンデが20点程度なら頑張り次第で十分に戦えるでしょう
ハンデが50点以上もあると、公立御三家では県千葉・前期以外は非常に厳しくなります

ただ、県千葉・前期の合格を目指して勉強すれば、私立1番手校の合格も見えてくるでしょう
2017年からは渋谷幕張、市川、昭和秀英の3校すべてが5科入試になりますから
公立か私立かどちらかに絞るのではなく、5教科しっかり勉強して両方の合格を目指しましょう

 

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